ラグビーW杯2019日本代表候補の三上正貴選手をご紹介!

 

2019年9月20日より日本で開幕するラグビーワールドカップ。日本で開催されるのもアジアで開催されるのもこれが初めてとなる記念すべき大会です。日本代表は2015年大会で強豪南アフリカを倒し、日本中が沸いたことから今大会は今までで一番注目度が高いラグビーワールドカップと言えるでしょう。現在、日本代表候補は42名まで絞られており、8月末に最終31人に絞られる予定です。今日はその中から三上正貴選手をピックアップしてご紹介します。

 

 

三上選手のプロフィールは?

三上選手について詳しくご説明する前にまずは簡単なプロフィールをまとめてみました。


生年月日:1988年6月4日

身長:178センチ

体重:111キロ

血液型:B型

所属:東芝ブレイブルーパス

ポジション:PR(プロップ)

出身地:青森県

出身校:青森工業大学→東海大学

ニックネーム:まーちゃん

日本代表キャップ:35

ラグビーを始めたきっかけ:先輩に誘われて

 

 

三上選手のプロになるまでの経歴は?

三上選手は小さい時からスポーツに打ち込んでいました。小学校時代は相撲と野球をプレーし、4年生の時には相撲で県大会で優勝しました。中学校ではバスケットボール部に所属しました。昔から体格の良さを生かしてスポーツをしていたそうです。

ラグビーとの出会いは高校のとき。青森工業高校で先輩に誘われてラグビー部に所属しました。青森工業高校は花園常連とはいえない高校でしたが、その中で三上選手は頭角を現し、2006年にはリーチ・マイケル選手らとともに高校日本代表に選出されました。また、ユース日本代表にも選ばれています。

大学は東海大学に進学。2年次からレギュラーとなり、2009年大学選手権では同期であるリーチ・マイケル選手らとともに準優勝を飾りました。翌年の2010年はベスト4とこちらも立派な成績を収めています。

 

 

三上選手のプロとしての経歴は?

大学卒業後、2011年に東芝ブレイブルーパスに加入します。12月25日に行われたジャパンラグビートップリーグ第8節の神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦に途中出場し、これが公式戦初出場となりました。その後活躍を続けエディ・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の目に留まり、日本代表に招集され、2013年4月にアジア5カ国対抗対フィリピン戦で自身初となる日本代表キャップを獲得しました。

2015年12月にはスーパーラグビーの日本代表チームであるサンウルブズの2016年スコッドに入りました。その後参入してから1、2年は活躍したものの、2018年サンウルブズ、6月の日本代表ではスコッドから外れてしまいます。しかし、国際経験を積み、トップリーグでも活躍を見せたことから秋に日本代表に復帰し、サンウルブズにも追加招集されました。

 

 

三上選手のラグビーワールドカップの経験は?

三上選手はラグビーワールドカップ2015の日本代表に選出されています。あの伝説と言われた南アフリカ戦もスターティングメンバーとして出場しました。スコットランド戦、アメリカ戦では途中出場しています。もし2019年大会で日本代表に選ばれると2回目のラグビーワールドカップとなります。

 

 

三上選手のプレースタイルは?

三上選手のポジションはPRです。スクラムを組むと最前列になるため、迫る敵を押し返さなくてはいけません。つまり、体の強さが求められます。

三上選手は強靭な肉体の持ち主として有名で、全身を使って日本より体格が良いチームでも押し返します。三上選手の写真を見ると首が太く、また、178センチと体はそこまで大きくないもののしっかりした体格をしており、プロップらしい体型だと言えるでしょう。

 

三上選手はラグビーワールドカップ2019でどんな活躍を見せる?

三上選手は7月7日から行われる宮崎合宿の第3クールキャンプには負傷により参加しないことが決まりました。ラグビーワールドカップ開幕2ヶ月前の負傷は非常に心配です。

2018年10月に三上選手はラグビーワールドカップについて2大会連続出場を目指し、「今までお世話になった人の前で、ひたむきなプレーを見せたい」と語っています。

もし日本代表に選ばれれば小学生時代に相撲で培ったと語る足腰の強さを生かし、長らく日本の弱点だったスクラムを強化することで日本を勝利に導いてくれるでしょう。

2019年7月のトップリーグ戦にはバスガイドとして同行した三上選手。

バスガイド、様になっていますね。こんな一面も素敵ですね。

 

 

 

まとめ

三上正貴選手は東芝ブレイブルーパス所属の選手です。小学校は相撲と野球、中学校はバスケットボールをプレーし、高校からラグビーを始めたという変わった経歴の持ち主です。色々なスポーツをプレーする中で培った強靭な体は日本の弱点であったスクラムをカバーし、日本ラグビーを発展させる力となっています。宮崎合宿での負傷が心配ですが、開幕までには治し、ワールドカップで持ち味のスクラムを見せて欲しいですね。

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