日曜劇場≪ノーサイド・ゲーム≫第二話 あらすじ ネタばれ

2019年7月14日(日)放送

日曜劇場≪ノーサイド・ゲーム≫の第二話の詳細あらすじの紹介です。

ネタばれありなのでご注意ください。

第一話のダイジェスト

TOKIWA自動車経営戦略室のエースとして働いていた君嶋(大泉洋)。

天敵である上司の滝川(上川隆也)に逆らったことで、府中工場へと飛ばされた。「そんな態度ならいずれ足元をすくわれることになる」と言われながら…

君嶋の府中工場での役職は総務部長。

そしてそこでは、”痛そう、怖そう、汗臭そう”のイメージの万年最下位争いをしているラグビー部のGMを兼任することとなった。

14億の経費のかかるラグビー部を廃部にすることで、本社に戻ろうと画策する君嶋。

しかし、滝川からは本社に戻す約束などしていないと言われた。

本社に戻る事もできなく、行き場を失った君嶋。

そこで、サラリーマンとして生き残るためにラグビー部の彼らと手を組むことを決意。

『プラチナリーグ優勝』という成果を出して本社に返り咲くこと。それが君嶋の戦略である。

君嶋とラグビー部の再起をはかった戦いがここに始まったのである。

※オープニングのダイジェスト語りは妻(松たか子)

監督の大切さ

家では妻から「上司に逆らってまでラグビーやるなんて聞いていない。ラグビー嫌いなくせに、ラグビーと自分の出世をかけちゃったの」なんて怒られてしまう君嶋。

君嶋もアストロズも生き残るためにはもう『プラチナリーグ優勝』しかないのである。

しかし、問題は山積みである。一番の問題は監督である。

「監督は試合中スタンド席に座っているだけじゃないか。監督はそんなに大事なの?」と君嶋は佐倉(笹本玲奈)に聞く。

佐倉からは「監督を会社に置き換えて考えてみるといい」と言われた。例えば今のTOKIWA自動車の社長が島本社長(西郷輝彦)から滝川に変わったとする。すると中の人たちは、予算に基づいてすべてが変わっていく。社長の方針でなにもかもが決まるのだ。ラグビー部に14億の予算を出すのか廃部になるのかさえも社長が変わる事によって決まるのだ。ラグビー部の監督は会社の管理職と同じということ。

それを聞いた聞いた君嶋は監督の大切さに気付く。

前のGM吉原(村田雄浩)が監督候補2人をピックアップしてくれていた。

【候補1】 竹原正光

いくつもの社会人チームを率いたベテランである

【候補2】 高本遥

元日本代表選手。2年前に現役を引退し、海外でコーチングを学んでいた。これが初監督となるため話題性はある。

どちらのコーチも浜畑(廣瀬俊朗)を中心としてさらに磨きをかけていきたいと言っていた。

その頃 本社では

島本社長から滝川は「買収を急いでいるようにみえる」と言われていた。

「1人でボールを抱えているのではなく、我々は組織なんだからスクラム組んでじっくりいこうじゃないか」

と島本社長は言った。

ため息

家でもため息をつく君嶋。そんな君嶋をみて妻は「ため息つくくらいなら呼吸しないで」と言う。

博人(市川右近)は、いじめの件ではなにもしないでくれと言われているからそっとしているが、最近は大丈夫そうな様子である。

博人に”ラグビーは喧嘩じゃない”なんて偉そうなこといっていたんだからパスのひとつでも教えてあげたら?ボールも買ってあげたんだから、ラグビー嫌いとか関係なく博人に教えてあげな。ラグビーやるって決めたんだから。と、妻に言われる君嶋であった。

柴門と君嶋の思い出

誰が監督になるかで戦略も大きく変わるし、部員も気になって練習に集中できないと周りは早く新監督を決めて欲しいと君嶋に言う。

しかし、チームの明暗を左右することだから簡単には決められず悩む君嶋。本社にいた頃は究極の選択をいくつもしてきたのになぁという君嶋に、岸和田(高橋光臣)たちは「いい経営者ってどんな社長なんですか?」と聞いた。

経営者には2通りの人がいる。成功する人と失敗する人。失敗する人は、何度事業を行ってもまた失敗を繰り返す。つまり負け癖がついてしまっている。成功する人は、どんな事業を行ってもうまく軌道にのせることができる。つまり勝ち方を知っている。こんな風に経営者の善し悪しはわかるのになぁ…と言った君嶋は、はっと気づく。監督は社長と一緒だと言った佐倉の言葉だ。

「監督は社長と同じということは優勝したことのある監督を呼べばいいんだ」

しかし現段階の候補者2人は優勝経験はない。が、今から他の監督を探すのは非常に厳しい。

そんな君嶋に佐倉は「柴門監督(大谷亮平)は?」と提案する。

柴門監督は、城南大学を3連覇に導いた経験がある。と。

でも優秀な男はくびにはならない。素行が悪かったんじゃないか?と君嶋は気が乗らない。

なぜかというと、君嶋は柴門と大学時代の同期だったからどんな人物だったかを知っていると言った。

大学の頃の君嶋と柴門

なんでも柴門は大学の頃から代表選手に選ばれていた有名人であったため、雑誌の表紙にもなったことがある。その表紙の隅っこに君嶋も小さく写りこんでいた。同じ大学生なのに君嶋と柴門はその表紙が物語っているように違った。

それをみた君嶋は【ラグビーなんか消えてなくなれ】とノートに殴り書きをしていた。

そんな君嶋のノートはクラス1のノートと言われていて友人からも重宝されていた。そしてノートは柴門のもとへと渡ってしまうのであった。

柴門は、勉強もしない、ちゃらちゃらしている、女はとっかえひっかえ。とんでもなくだらしがない。君嶋の好きだったしおりちゃん(川田裕美)とは違う女を連れていた柴門へ嫌悪感も感じた。

そんな妬みで柴門をラグビーを嫌いになったのであった。

君嶋がノートに書いた悪口のらくがきを柴門はみたのかどうか…柴門とは卒業までしゃべることがなかった君嶋にはわからなかった。

柴門の城南大学退任理由

柴門には行く当てがなかった。

城南大学ではチームを三連覇に導いたのにも関わらず、退任になってしまった。

もう一年監督をやりたいという柴門をよく思っていなかったのは津田(渡辺裕之)だった。

勝利のためならなんでもやる、なりふり構わない柴門に批判が集まっていたとのこと。

「現代ラグビーは刻一刻と変化している。理論も戦術も。日本が世界に近づくには変わっていかなければならない」という考え方の柴門。

しかし、城南大学は「強豪であるとともに伝統を重んじていくことが大事。伝統を大事しながらも勝つのが城南大学だ」という考え方であり、柴門と意見があわなかった。

そこで、チーム力のある今のうちに監督交代しようとなり、柴門は退任へとなったのである。

城南大学伝統のラグビーを時代遅れと一蹴した柴門。サイクロンズを日本一に導いた津田から反感をかったのであった。

柴門へのオファー

もう少し考えたいという君嶋に新堂は(藤原光博)、監督とコーチが決まったことをふまえて最終の予算案を、取締役会議で報告しなければならないことを告げた。

ついに柴門へ電話をすることを決めた君嶋。しかし、昔のことが思い出されてなかなか電話することができなかった。

そこへ浜畑がやってきた。「この前は、後先考えず真っ直ぐぶつかってきた。なかなかええもん持ってると思ってたんだけど、あのGMはどこいったんだ。貸してたタオルなんかどうでもいいから、早く監督を決めてくれ」と浜畑から言われ、柴門にようやく電話をかけた。

電話に出た柴門に、アストロズの監督をしてほしいと頼む。電話ではなんだから一度どこかで会って話したい。と伝えたが、柴門は「断る」と言った。

「そもそも断ったのはそっちだろ。今更なんだ」と言わ、切られてしまった。

柴門との再会

君嶋は昔のことについても調べた。

二年前の人事のときに、監督が前田監督に決まったのだが、それが副部長に伝わっておらず、副部長が柴門へオファーをしてしまっていたとのこと。同時に2人にオファーをしてしまっていたため、引き受けようとしてくれた柴門を結果的に断る事になってしまったという。

副部長は本社の広報部長が兼任していた。当時の副部長は、滝川だったのである。

滝川はその頃から、アストロズに批判の声をあげていたのだ。そして、結果的に金のかかるベテランあがりより、安い学生あがりの監督を使うことにした。勝つことを考えていなかったのである。

そんな滝川の昔の思惑を知った君嶋は、柴門に誠心誠意謝ることを決めた。

過去の経緯を知らず無神経なお願いをして申し訳ありません。しかし今我々に必要なのは変化である。この現状を理解し、変革し、躍進し続けてくれるのは柴門さんしかいない。監督には柴門さんが必要です。アストロズ信じて共に歩んでほしい。

と伝えてくることに決めた君嶋。

柴門に会いに行った。

初めましてとあいさつをする君嶋に柴門は「20年ぶりか。久しぶりだな。」と声をかけた。

覚えてくれていたことにびっくりした君嶋。

【ノートの君嶋】として有名であったという。

いつも教室の一番前でカリカリとノートを書く君嶋。しかしそのノートのおかげで柴門も単位を落とすことはなかったという。

君嶋は、「電話のことは悪かった。2年前のことも水に流してほしいとは思わない。2年前、本気で引き受けようと考えてくれていた柴門に、今アストロズの監督を引き受けて欲しい」と伝えた。

柴門は不思議に思った。【ラグビーなんか消えてなくなれ】とノートに書いていた君嶋がなぜそこまでラグビーに真剣に向き合っているのかと。

君嶋の当時のらくがきはしっかりと見られていたようだ。

君嶋は、当時はラグビーも柴門も嫌いだったと言った。柴門がラグビーの才能だけに腰かけているただの要領の良い奴だと思っていたからだ。ラグビーの面白さは今もわからない。でも今の俺にはラグビー部しかない。負けっぱなしの崖っぷちのアストロズはもう勝しかない。彼らと共にたたかって優勝したい。と柴門に熱い気持ちを伝えた君嶋。

「優勝本気か?」と柴門に言われたが、城南大学は5年前まではひどい状態だったが、柴門が就任してからは2位まで浮上することができ、次の年からは優勝でそこから三連覇を達成している。そんな柴門だからこそ、勝つ事を知る強い指導者が、今の変わったアストロズのチームには必要だと思ったと伝えた。

柴門のことを嫌いだった君嶋だったが、柴門もまた君嶋のことを大学時代は好きではなかったようだ。自分とは関係のない世界でいきていく、自分とは別世界の人間だと思っていたと。でもそんな君嶋が今7こうして自分に頼みにいてくれている。だから、優勝できるチームになれるかどうか一度みせてくれと柴門は君嶋に言った。

そのことを君嶋はラグビー部のメンバーたちに伝えた。

メンバーたちの反応は、柴門の指導は学生には通用するが、社会人には通用するとは思えない…と不安を口にしていた。

そんな柴門がアストロズの見学にやってきた。車で。出迎えた君嶋は気が付いた。その車を運転していたのは、しおりちゃんだった。

到着するなり君嶋は「今の奥さん?」と聞く。柴門は「そうだ」と言った。

まさかしおりちゃんと結婚していたとは…

なんでも、大学時代はしおりちゃんに散々振られたけど、何度もアタックしてようやく付き合うことが出来たと言っていた。何度も振られたとは意外だった。

まずは仕事の様子をみてせ欲しいと柴門は言った。どんな職場で働いているのかがラグビーへも大きく影響するとのことだった。

職場を見学した柴門は、工場の雰囲気はいいと言った。大半の人たちはアストロズのことを理解してくれているからだった。

しかしサイクロンズとは、環境が全然違っていた。予算で一苦労のアストロズとは雲泥の差。サイクロンズの選手は、主力はほとんどがプロ契約で、昼間の仕事はなく、一日練習とのことだ。正確な予算は知らないが、アストロズの倍くらいの予算はある気がするとのことだった。

それに比べてアストロズのプロは、スタイラーとオズマの外国人選手の2名のみ。

選手層ですでに激しい差がついているのがわかる。

そんなアストロズの自慢は、日本代表の浜畑・里村(佳久創)率いるバックスだと柴門に伝えた。

練習を見学していた柴門。

ディフェンスラインの後ろががら空きになったときに、ボールを持っていたのは浜畑だった。がら空きのスペースに気付いた浜畑はボールを蹴ると思いきや、そのまま蹴らずに走った。

柴門は疑問に思った。

アストロズの練習を見て、柴門は「鍛え方次第で可能性はある。アストロズの武器はバックスではなくフォワードだ。スクラムが良い。磨けば光る」と言った。

「選手のそれぞれの特性を生かす。15人の選手は選手の組み方次第で、力はゼロにもなるし、100にもなる。それが戦略だ。それがラグビーのおもしろいところだ。そして優勝をあらそうと優勝するのは大きな差がある。優勝は厳しいものになるかもしれないが、このチームなら優勝を争うことはできる。社会人チームは初めてだから、自分が監督でいいか、選手たちに確認してほしい。一人でも反対するようなら監督は引き受けない。」と柴門は言った。

まずは柴門から選手へアクションを起こすとのことだった。

アストロズのメンバーのジャッジ

君嶋は選手集めて、柴門が監督を引き受けてもいいと言ってくれたことを伝えた。

選手たちは、社会人チーム初だから心配と言った。

そんな選手たちに、柴門から預かった一人ひとりへの手紙を渡した。

そこにはこの前の見学で見たもの、試合のビデオを見てわかったことから、一人ひとりなにを課題として、これからなにをして欲しいかが書いてあった。

皆口々に、全部見抜かれている…と言った。

柴門は、管理ラグビーではなく、選手の特性を考えた柔軟なラグビーなのではないかと思い始めた選手たちだった。

その後、コートには一人たたずむ浜畑の姿があった。

君嶋は「なにか気に入らないことが書いてあったのか?」と尋ねた。

すると浜畑は「見抜かれた。誰にもわかる訳ないと思っていたのに。」と言った。

浜畑への手紙には、アストロズの問題は、浜畑がチームのエースなのが問題だと書いてあった。がら空きのスペースに気付いていたのに蹴らなかった…いや蹴れなかった。アストロズのメンバーは、エースに頼りすぎている。

浜畑は、もう若くない。選手のピークは過ぎたと言われた気がすると言った。そういう感覚は自分にしかわからなかったはずなのに、柴門にはすべて見抜かれていたんだなぁと。

アストロズのメンバーが再び集まり、結論を聞いた。

全員が口をそろえて「柴門と一緒に戦いたい。よろしくお願いします」と言った。

全員賛成ということで柴門が登場した。

「今日からおれたちは家族だ。優勝目指して勝つぞ」と力強く言った。

予算の問題再び

帰国子女七尾(眞栄田郷敦)が帰国し、TOKIWA自動車の面接が行われていた頃、アストロズは柴門のチームづくりが始まっていた。

今の環境では限界があるから、合宿がしたい。チームが家族になるために一番必要なのは合宿だ。そのためにはあと1億は必要だと柴門は言った。14億で限界なのに、あと1億なんて無理だと君嶋が言うと「それをなんとかするのがGMだろ」と柴門に言われてしまう。

前途多難である。

君嶋は「経理部にかけあったが無理なものは無理」と柴門に伝えた。

アストロズを強くしたいが、会社に無理がかかってしまう。ラグビー部のために会社があるんではなく、会社のためにラグビー部があるんだ。勝つためになにをやっても許される学生とは違うんだ。これで監督ができないなら…と君嶋は柴門へ契約を切ることをにおわせてしまった。

柴門はそんな君嶋に「自分の出世のためか。チームの勝利ではなく自分だけの勝利しか考えていない。そんなGMとはやっていけない」と言った。

やけになった君嶋は竹原監督まだ空いているか調べてと言ってしまう。

いらいらする君嶋。

コートで「本当に貧乏だな」と怒鳴ってしまう。そこに社長がいるとも知らずに…

社長は申し訳ないと言った。

柴門切る気か?と聞かれた。

君嶋は、柴門が城南大学を追い出された理由わかったと言った。柴門はわがまますぎる。合宿は絶対、あと1億必要とかいうけど、そんなに言うなら自分で金を用意してみろと思ったと。

城南大学では柴門は自分で予算を用意していたという事実を告げた社長。

津田監督は自由に柴門に予算を使わせなかったそうだ。そこで柴門は自らスポンサーを集い、自力でお金を集めたとのこと。それもまた津田監督は気に食わなかった。そして戦略からなにからことごとく改革した柴門は、城南大学から追い出されたのだ。

そして今度は、アストロズにせっかく認めてもらえたのにまた金問題にぶち当たった。ただラグビーがやりたいだけなのに。

またため息

家でまたため息をつく君嶋。すると博人もため息をついていた。

博人にもなにかあるようだった。

妻は「(君嶋が)ラグビーの約束を破ったからじゃないの?」なんて言う。子供にため息つかせていると。

そこで、君嶋は博人に「ラグビーやるか?」と声をかけ、公園へ出かけた。

公園で博人とタックルの練習をしていたが、博人からは「もうラグビーやらなくてよくなったからやりたくない」と言われる。

博人が受けていたいじめがなくなったとのことだった。

「じゃあ試合終了だ。ノーサイドだな」と君嶋。

しかし、博人の代わりに他の子がいじめられるようになったようだった。それで博人はため息をついていたのだ。

「それならまだ試合は終わっていないな。ノーサイドじゃない」と君嶋。

再び練習に取り組む。

タックルはただぶつかるだけじゃない。相手をボールごと一緒に捕まえるのがタックルだ。でも怖いよな。ボール持って走ってくるのにそれにぶつかりに行くなんて。タックルは勇気がいることだ。ラグビーの試合には1チーム15人の選手がいる。その15は0にもなるし100にもなる。自分次第で変わるんだ。何度倒されても最後にボールをつかめば勝ちだ。

それを聞いた博人は「ラグビーおもしろい」言った。

そのあとの練習で、博人は父を倒してボールを奪うことができたのだった。

家に帰った博人はノートに「1×15=100」と書いていた。

最終予算案

最終予算案がなかなかできない。君嶋は柴門を切りたくないから必死に考える。会社の予算を削るときは、出費の多いところから手をつける。それと同じだ。

しかし出費の多い合宿費は絶対に必要。そうなると問題となるのは、プロ契約の外国人選手の2名の予算である。しかしこの2名はチームの得点源でもあるのだった。

そして取締役会の日がやってきた。

GMから最終予算案の説明となった。

まずは新監督報告。柴門琢磨の就任が決定したことを報告した。

柴門は無茶な要求をするのに大丈夫か?あと1億なんていわれているんじゃないのか?という声が上がった。

君嶋は、今年度は14億の予算で、その内訳を変更したと説明する。

削ったのは人件費。プロ契約の外国人選手2名の今期の契約を見送りにしたとのこと。

看板選手なのになぜ?戦力ダウンに思える。これではリーグ戦脱落もありえるのではないのか?恥だ。今までだって見合った成績はでていない。地域にアストロズの名前すら広まっていない。それなのに勝つつもりもないのか?それは柴門も承諾したのか?と問われる君嶋。

柴門の承諾はもらっていた。

佐倉が分析をした結果、外国人選手の2名は確かにポイントゲッターだが、タックルミスも多いことがわかった。選手の特性を生かすという柴門の戦略なら、外国人選手2名をはずしても他の選手で補えるのではないかと。

だが、この2名を外してもまだ2000万足りない。

合宿の日数を削るのが簡単だが、それは無理と柴門。削るのはコーチの予算だと言った。コーチを雇わなくても本波(天野義久)がコーチを兼任すればよい。分析は佐倉ができる。ということであった。

しかし、看板選手をなくすなんていう提案をして、君嶋の立場は大丈夫なのか?と柴門は心配する。

君嶋は、「大丈夫だ。責任は俺がとる。ラグビーのおもしろさを見せてくれ」と力強く答えていた。

取締役会で、君嶋は「目標は優勝」だと堂々と言った。「アストロズの名を、TOKIWA自動車の名を世に知ってもらうんだ」と。

会議の参加者には笑われてしまった。

社長は「GMが決めたことなら任せたぞ」と言ってくれた。

選手にも最終予算案について報告をした。

プロ契約の外国人選手2名を切る。そこで、レギュラー選手も全て白紙に戻す。遠慮はするな。ポジションを奪い取れ。優勝争いではなく、優勝するんだ。と選手たちを奮い立たせた。

ようやく始まった。

しかし、ボールは予想もしない方向へと転がっていくのであった。

※次回第三話は来週はお休みなので、7月28日(日)です。

まとめ

ようやく新監督が決まり、アストロズの方向性が定まり、本格的な練習が始まるところまできました。

君嶋も自分のことだけではなく、アストロズのために考えられるようになってきていますね。

レギュラー選手が白紙に戻り、これからレギュラー争いがどうなっていくのかも楽しみです。

負けっぱなしの崖っぷちのアストロズがどうやって強くなっていくのか見物ですね!次回も楽しみです。

来週がお休みとは…再来週まで待ちきれません。早く観たいですね!

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