ラグビーW杯2019日本のキャプテン リーチ・マイケル日本代表選手をご紹介!

2019年9月20から日本で行われるラグビーワールドカップ。日本初開催ということで日本で開催されることが決まって以来話題となっています。日本代表は現在42人に候補が絞られており、8月末には最終的に31人に絞られる予定です。今回は現在決まっている日本代表候補の中からリーチ・マイケル選手をご紹介したいと思います。

※日本代表選手に選ばれました(2019年8月29日)

リーチ・マイケル選手の簡単なプロフィールは?

まずはじめにリーチ選手の簡単なプロフィールをまとめておきましょう。リーチ選手はラグビー選手の中でもかなり有名なので、すでにご存知の方もいるかもしれませんね。

生年月日:1988年10月7日

身長:189センチ

体重:105キロ

足のサイズ:30.5センチ

血液型:A型

所属:東芝ブレイブルーパス

出身地:ニュージーランド クライストチャーチ

出身校:札幌山の手高校→東海大学

ニックネーム:Reach

 

 

プロになるまでの経歴は?

リーチ選手の出身地は、ラグビーの強豪国ニュージーランド。ラグビーを始めたのは5歳の時。きっかけはお母さんがラグビーが好きだったからとのこと。

セントピーヅカレッジという学校に通い、2004年 15歳の時、姉妹校協定を利用して札幌山の手高校に留学し、ラグビーに打ち込みました。

この時日本語は全くわからず、食事や文化に戸惑ったようです。ある時にはゴミの分別がわからず、怒られたこともあったそう。

高校時代の恩師はラグビー部の「佐藤幹夫」監督。監督は最初「デカイ15歳の外国人が来る!」と思っていたので、来日したリーチ選手を見て”細いし、ラグビー大丈夫?”と思ったそうです。

高校時代の思い出としては、高校日本代表の遠征から帰った日に、学校の練習があり、疲れもあったリーチ選手は監督に「練習休んでもいいですか?」と聞いたそう。しかし、監督から帰ってきた言葉は「ダメ。マイケルはもっとタフにならないといけない」と。その一言でリーチ選手の人生は変わったという。なぜなら、その時もし監督が「休んでいいよ」と言っていたら、リーチ選手はその後もつらくなったら練習は休みたくなっていたに違いない。つらいことを耐える能力を監督から学ぶことができたそうです。

将来、リーチ選手が日本代表のキャプテンになったら監督は、学校にリーチ選手の銅像を造ると約束してくれたそうです。しかしまだ銅像は造られていません。監督もまさか日本代表キャプテンにリーチ選手がなるなんて思ってもいなかったそうですよ。笑

その後東海大学に入学し、2009年には大学選手権で準優勝、翌年はベスト4という輝かしい成績を残しています。リーチ選手は東海大学に在学中の2008年に日本の代表チームデビューを飾っています。このときまだ20歳でかなり早い代表デビューとなりました。

リーチ選手のプロとしてのキャリアは?

東海大学卒業後の2011年に東芝ブレイブルーパスに加入し、本格的にプロとして活動し始めました。初シーズンとなったこの年は新人賞とベスト15に選ばれ、新人ながらチームに貢献しました。その後も活躍を続け、何度もベスト15を受賞しています。

リーチ選手のスーパーラグビー出場歴は?

リーチ選手がスーパーラグビーに挑戦し始めたのは2013年です。スーパーラグビーの強豪であるチーフスに期限付き移籍する予定でしたが、2月に骨折が発覚し、移籍の話は無くなってしまいました。

しかし2015年に再度チーフスから声がかかり、プレーすることになりました。チーフスでは活躍を見せ、その年のルーキーオブザイヤーに選ばれました。

「リーチはスーパーラグビーで最高レベルの選手」と現役オールブラックスの選手からも絶賛されるほどである。

子供のころから世界最強のオールブラックスに憧れをもっていたリーチ選手。もし日本代表選手に入らなければ、オールブラックスに入れていたかもしれない…しかし、後悔はないという。なぜなら、リーチ選手は日本で強くなり、どうやって頑張るかは日本で学んだ。ニュージーランドの選手たちは日本人の選手をバカにするが、日本人選手はタフだし、毎日練習もする。アホみたいに走る。そんな日本を愛したからこそ日本人代表を選んだのである。

現在は日本チームのサンウルブズに加入しており、東芝ブレイブルーパスと両方で活躍しています。

リーチ選手のラグビーワールドカップ出場歴は?

リーチ選手は東芝ブレイブルーパスに加入した2011年に初めてワールドカップの日本代表に選ばれました。この大会での活躍により、ニュージーランドのスーパーラグビーのチームであるチーフスの強化合宿メンバーに選ばれました。

次の2015年のラグビーワールドカップでは日本代表チームのキャプテンを務めました。この大会では強豪国南アフリカを倒し、日本ラグビーを世界に見せつけました。リーチ選手はこの試合で最多となる17のタックルを決め、勝利に貢献しました。

リーチ選手のラグビー以外の活動は?

リーチ選手の活動はラグビーだけにとどまりません。東京ではCafé +64というコーヒーショップを経営しています。ちなみに+64はニュージーランドに国際電話をかけるときの番号です。また、慈善活動にも力を入れており、高校時代に留学した札幌山の手高校では基金を設立し、留学生のための援助を行っています。

結婚はしているの?

リーチ選手は2012年に大学の友人であった「知美さん」と結婚しています。

付き合った当初は知美さんはリーチ選手にすべてメールをひらがなで送ったそう。しかし、リーチ選手から返ってきたメールは漢字もしっかり使われていたという。

リーチ選手のラグビーワールドカップへの意気込みは?

リーチ選手は前大会でキャプテンを務めたことからも今大会もチームを引っ張っていく選手として期待されています。そんなリーチ選手は日本の目標について「ベスト8と言われているが、毎試合勝って、ベスト8より上を目指したい」と発言しています。予選プールについては開幕戦となるロシア戦で「無意識に勝てるだろうという気持ちにならないよう、気を引き締めてプレーしたい」と語っています。

またあるインタビューではチームとしての課題は「ボールがどこに落ちるかを予測して動き出しのスピードを上げること」と「タックルした後にすぐに立ち上がること」の2つを挙げています。

まとめ

リーチ選手は東海大学在学時からキャップを獲得し、今もなおサンウルブズと東芝ブレイブルーパスで活躍を続ける経験豊富な選手です。ラグビーワールドカップ2015ではキャプテンとなり、得意な激しいタックルで南アフリカ戦での勝利に貢献しました。今大会でもリーチ選手は日本が前大会以上の成績を残すためには欠かせない選手となるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました